MENU

災害ボランティア【石川県輪島市】:震災から11ヶ月目の現状&災害ボランティア

  • URLをコピーしました!

今回の帰省の主目的のひとつ!災害ボランティア!
前回の災害ボランティアは会社に我儘を通して、1ヶ月間石川県に帰省して毎週末に能登に向かっていました。

ボランティアを記事にすることは今までどうなのかと自問自答していましたが…
被災地の現状を広く知ってもらい、多くの方々に能登を応援して頂くためにの思いで記事にしますm(_ _)m

※ボランティア日の11/3時点の情報です。
ボランティアの募集等は常に変わっていますので、参加等を検討される方はボランティア情報HP等のご確認くださいm(_ _)m

令和6年能登半島地震・令和6年奥能登豪雨 石川県災害ボランティア情報HP⇓

上記サイトが石川県が募集している災害ボランティア情報特設サイトになります。

ボランティア活動の流れ、災害ボランティアセンター情報、オリエンテーション動画等はじめてボランティアに参加する方々にわかりやすく作成されていると思います。

ボランティア活動の流れ…

STEP
LINE、メール登録

登録すると定期的(1〜2週間に1回)にボランティア募集内容が登録先に届きます。

STEP
ボランティア募集情報から申込・応募

農林水産業ボランティア、災害廃棄物等の片づけ、運搬等のボランティア
参加したい地区の参加したい日を選び、申込フォームに必要事項を入力
※入力が早い順に採用

STEP
ボランティア活動保険加入

お近くの社会福祉協議会にて加入(条件によりますが600円前後、適応期間4/1〜3/31の1年間)
被災地の負担を出来るだけ避けるのスタンスです。

STEP
活動当日

活動中の注意事項(持参物等)をご確認のうえ活動場所毎に設定された場所に集合

上記の中で1番の問題が…
1.ボランティア募集情報から申込・応募
週末は沢山応募があるので、予め申込フォームの必要項目(名前(カタカナ、漢字)、電話番号、メールアドレス、住所等※参加の場所により内容が変わります)の確認⇒下書きを作成しておくとスムーズに入力可能と思います。

今回で6回目、無事に11/3輪島VCに申込み⇒ご予約受付のメールを受取り
※ご予約受付のメールが届かないと原則参加できません

だんな

輪島に行ってきます〜

よめ

安全第一で
行ってらっしゃい!

〜〜〜11/3当日〜〜〜

今回は金沢駅西口集合で申込!
ボランティアのバスは駅西口側から右手のタクシー乗り場の先の団体バス乗降口に来ます。

間違えて目的地と違うバスに乗らないように出発時刻が少しづつズレていて、ボランティア本部の方が点呼をしてバスに乗り込みます。

何処行きのバスに乗っても最初に〜

場所毎の災害ボランティア活動の注意事項が配られます。
3月との違いは…
9月の奥能登豪雨に対応の水害に係る災害ボランティア活動の注意事項が1枚追加されていること。
1枚目の5.SNSでの発信についての追加、プライバシーを配慮しつつ被災地の現状を広く知ってもらい、多くの方々に能登を応援して頂くためにSNS等の発信は有効の一文です。

内容をよく読んで確認して、1枚目の参加登録用2次元バーコードをスマホカメラで読取り、必要事項とボランティア保険の確認をして送信します。

人数の確認をして定刻になるとバスは出発!
ボランティア本部の方達が手を振ってくれるので車内から同じく手を振り返します。

豪雨災害もあり復興が前進しているとはあまり感じす、応急仮設住宅はかなり増えています。

能登里山道は7/17から対面通行可能になり、能登への往復の主要アクセスは改善されています。

バスは輪島市災害たすけあいセンターのある駐車場に。
この日の輪島VCの募集人数は100人、バス3台です。

バスの中で輪島市災害たすけあいセンターの注意事項が配られます。

バスの中で社会福祉協議会の方からオリエンテーションが行われ注意事項等の説明があります。

高速道路利用の災害ボランティア参加の方は、高速道路通行証明書にボランティセンター印で無料になります。
忘れずにその場所のボランティアセンターで印を貰う必要があります。

オリエンテーション後にバスの順番に外に出て、まずはチームわけ!

災害ボランティアセンターの大きな役割は…

①被災者のニーズの把握
②ボランティアの受け入れ・調整
③資機材の受付・貸し出し
④ボランティアの派遣
⑤報告・振り返り

事前に①被災者のニーズの把握をして、必要人数と資機材の量の把握をされています。

ボランティアは必要人数毎にチームを作り、リーダー、副リーダー、運転係を選定します。
被災現場の災害ゴミは自治体毎に対応は変わりますが、原則は災害ゴミ集積場にボランティアが運転して搬入します。

社会福祉協議会の方と被災者のニーズの確認、資機材の不足がないか確認をして軽トラに荷物を積んで、移動の車に乗って被災者ニーズの場所に。

災害ボランティアは原則、被災者さまの立会の元で作業を行います。
今回の場所は輪島朝市の火災現場の一角。

元旦からの報道で輪島朝市の火災を見られた方が多数とは思いますが、解体作業は進んでいます。

隣に流れる河原田川は豪雨災害で氾濫しており、国交省が土嚢を大量に積まれています。
朝市側には氾濫被害はなかったと被災者さまから聞いていますが、上流部は甚大な被害で輪島市災害たすけあいセンターあたりは床上浸水、隣の応急仮設住宅に住まわれていた方達は違う場所に退去されています。

現状の輪島市のボランティアは地震と水害の両方対応になり、かなりのニーズ(700件)があがっています。
土日祝はそこそこボランティアは集まっていますが、平日はかなりの空きがあります。

今回のボランティアは被災者宅の土嚢運び。

まずは被災者さまにボランティアできましたのご挨拶!被災者さまに寄り添う気持ちを持ちつつ、ニーズに出来る範囲で応えていきます。

昼休みは1時間とり、食事は持参しているお弁当か、輪島VCの場合は輪島たすけあいセンターに戻り横のスーパーで購入可能です。適時休憩と水分補給をしながらボランティアを進めていきます。
作業終了時間等はオリエンテーション時に伝えられており現状は15時まで、輪島たすけあいセンターにに戻り道具の清掃、16時バス出発になっています。

大量の土嚢袋を災害ゴミ集積場に運び、時間ギリギリまで作業して今回分は完了!

最後にお菓子を頂いてm(_ _)m

土嚢袋が無くなって、被災者さまの笑顔が心に残ります。
笑顔の日々が少しでも増えますようにm(_ _)m

被災者さまにお礼の挨拶をして輪島市たすけあいセンターに向かう途中に、倒れたビルの横を通ります。
翌日11/4から本格的な解体作業、年内に完了予定です。

作業完了報告はリーダーが行います。
作業が完了していない場合は引き継ぎを行い、翌日以降に次のボランティアが対応します。

ドロで汚れた資機材や長靴を洗っていると…声をかけてくれる人あり!なんと高校の時の同級生!
同級生が同じ想いでボランティアに参加していること、ご縁に凄く感謝して連絡先の交換です。

バスに乗り込み、輪島市災害たすけあいセンターの方達に手を振っていただき、車中から手を振って。

ボランティアの皆さんと帰路につきました。

よめ

無事にボランティア終わって
よかった!

今年も残り2ヶ月!雪が降る前に思いは皆さんあると思います。
被災者の方に寄り添えること!改めて皆さんに考える機会になればと思いますm(_ _)m

目次