タコ釣り（タコ干物、タコ飯）干しタコで作るタコ飯〜！

タコ釣りしてたらタコ料理ですよね〜！タコは干物にしてお土産にする事があるのでこの機会にカツオバージョンを記事に致します！

下処理

まずはタコの内蔵取りからです。

タコの背中側の繋がっている部分を調理ハサミでカットします。

頭を表裏にひっくり返して

内臓と頭の皮部分の繋がっている部分を指で剥がしていきます。水管の辺りで内蔵を調理ハサミでカットします。
船でタコ釣りする方は寄港までに船の上でここまでやって内蔵を海に捨てる方を見掛けます。タコの内蔵、特にキモはアヒージョにスプーンで潰していれてコクだしに使えます！

烏口を取ります。

烏口の際に調理ハサミで切れ目を入れて指で押し出します。

烏口を取ったところです。冷凍するならここまで！ナイロン袋に入れて空気を抜いて冷凍庫保存です。『ヌメリは？』冷凍すると水洗いで取れますが、味優先するなら冷凍する前にしっかりヌメリ取りをオススメします！

ここからヌメリ取りです。ヌメリ取りには塩や米糠を使います。塩分を気にするなら米糠ですかね。だんな高血圧で塩分は控えたいので米糠を使っています。

近くにお米屋さんがあって米糠を購入しています。地方暮らしの時は無人の精米機で精米ついでに米糠を貰ってきていました。無人の精米機横から米糠を貰ってきた時の注意が！米糠は栄養が豊富で虫が付きやすいです。ヌメリ取りで余った米糠に虫が付いている事がありますので早めに処分ください。

たっぷり米糠をかけて揉みます。

タコのヌメリを米糠に吸わせるように揉み続けると、米糠が団子上になります。

団子上になった米糠は捨てて、新しい米糠でヌメリが取れるまで揉みます。ヌメリを吸った米糠は直ぐに臭くなるので早めに処分ください。

ヌメリが取れたら水洗いをします。吸盤の中に米糠が入っているので流水も利用ください。

下処理はこれで完了です。（写真のは米糠が残ってますね、、、）

ちなみに〜

干物

タコの干物と言うと…タコの姿のままの姿干し！

海辺の風通しのいい場所なら姿干しがベストですが、街中で干すと衛生面の心配があるので足をカットしてネット干しを選択しています！

水管の下で頭と足を切り分けます。

烏口のあった場所から足を切り分けます。足は８本！８等分です笑

頭は内側が干しにくい（姿干しの場合は爪楊枝で開いて干します）ので他の料理に使っています。

足だけを干物ネットで干します。

魚の干物なら一夜干しですが、タコの場合は天気次第ですが１０〜１４日ほど干します。天日に当ててカラカラになるまで干します。

外に干して１日１回まぜる程度です。

干せたらジップロックいれて冷蔵庫で保存です。ほぼ乾物で１年位は大丈夫な感じがします。

タコ飯（干しタコの場合）

茹でたタコでたこ飯を作る事もあります。茹でたタコのタコ飯は食感優先です！
明石のタコ飯屋さんは昔はほぼ干しタコからのタコ飯でしたが、今ではかなり少なくなったようです。
干しタコの１番の良い処は茹でない分、タコの旨味が身に残っている事！タコを茹でた時は茹で汁が小豆色になりますよね〜その茹で汁分の旨味が身に残っています。

干しだこを水で戻します。

丸１日でかなり元の姿に戻ります。戻した水はタコの旨味が溶け出しています。ご飯を炊く時に一緒に使います。

戻したタコを１センチ位に切って

他のお好みの具材と調味料と一緒に、ご飯を炊く適量のタコの戻し汁と炊飯器にセットして炊きます！

炊いている途中にタコの美味しい匂いが部屋に漂ってきます😍

炊きあがれば完成！

タコの旨味をお米が吸って激旨に！ひじきやしめじもいい仕事してくれます！