新規の船の予約ってどう決めてるの?
それは…
釣り船によく乗る方でも、初めての船選びはかなり悩ましいと思います。
まして釣りを初めたなりの方は敷居が高いと思います。
初めたなりの方は、出来れば船釣りをされる方と一緒に行くのが間違いが少ないです。
ただし自分で予約することで学ぶ事が多いのも事実!
釣り船のメリット・デメリットは…
メリット…
・魚のいるポイントに連れて行って貰える(釣れるかは別の話)
・レンタルタックル(竿、リール)、ライフベストを貸して貰える※餌や仕掛けは基本的には自分で準備
・基本トイレあり
デメリット…
・乗合の場合は船が帰るまで海の上で制約される(乗合とは1名から釣り船を利用するスタイル、仕立は釣り船1隻を貸切るスタイルの事。仕立てなら体調が悪くなった人がいれば、皆さんの合意の上で帰る事も可能)
・船で仕掛け等の買い物が出来ないために、船に乗る前にしっかり準備が必要
【釣りするカツオ的な】釣り船の選び方と準備のコツ話をします。
何が釣れているか?何が釣りたいか?
まずは情報収集です。
ほとんどの魚には旬があります。
旬は魚種にもよりますが、産卵前で脂が乗った旨い時期です。魚も産卵前に餌を大量に摂取するので釣りやすくなります。
船に慣れている方なら、この魚はこの場所なら何月がベストか把握されていると思います。船によってはHPに釣魚カレンダーのページがあり、この魚なら何月〜何月までと記載があります。
旬は基本数釣り、大型狙いなら少し前になります。
ただ自然相手!毎年同じと言うわけにはいきませんし、その日その日で釣果に差がでます。
難しいのが釣れている時は人気魚種だと船の空きがないこと!ある程度は予測して見切りで予約する事も必要です。
わたしは7月が1番元気です!
釣られるかは知らんけど!
釣果情報は紙媒体なら地方紙や釣果情報(コンビニに売っています)、サイトなら釣り船予約サイト『釣割』等で情報収集できます。
釣りの格言『1にポイント、2に餌、3・4が無くて、5に腕』があります。
釣れているポイントに1番近い釣船を選ぶ事がベターです。
釣り船のHPやブログを閲覧しよう
上記の釣り船予約サイト『釣割』からも情報収集は可能ですが、その釣り船さんと将来的に仲良くなりたいと思ったらまずブログやHPを見ることをオススメします。
一期一会になるかも知れませんが、相手(釣り船さん)の事を知る事は重要です。
明石で1番お世話になっている阪本丸さんのHP⇓
阪本丸さんのブログ⇓
初めての船のHP、ブログで閲覧する事は…
・ブログで直近の釣果状況の確認(※船によって全体釣果を自粛していたり、カサ増しもあります)
Facebook、Instagramをされている船長さんはタイムリーに情報発信されているケースもあります。
・釣果写真が沢山ある場合は、どんな仕掛けを使っているか、どんなルアー、色で釣れてるか確認
・HP出船カレンダーで乗りたい日の空き状況(※土日はなかなか予約が取りにくい、阪本丸さんなら2ヶ月前日に電話)
・HPで料金、出船時間や帰港時間の確認
・HPに仕掛け等や餌の説明があれば確認(氷は持参必要かも)
ただし…
HPやブログが親切丁寧だから、この釣り船さんは間違いないとは思わない事です。
毎日、釣り船の営業をされている船長さんがマメにブログ更新するほうが大変です。
大半のHPは外注作成です。『初心者大歓迎』なんて記載してるHPは個人的にはNGです(^_^;)
本当に親切に教えてくれる船もありますが、そうで無い船もあります。
仲乗りさんいる船なら仲乗りさんが教えてくれていいですが、仲乗り無しで船長さんが操船せずに初心者に教えていたら他の方がいい迷惑です(^_^;)※大型船の場合は仲乗りさんがいる場合が多いです。
ポイントに船がついたら何してもいい船もあれば、全て制約&同じ釣り方しなさいって船もあります。
HP情報では船の乗る側からすると不明点が多々あります。知りたい事はメモして整理しましょう。
だんなは今マイカーを持っていないので、電車で行ける場所か仮眠できる場所が近くにあるか等のチェックを先にしています。都会なら電車利用で行ける船はあります。
釣り船に電話しよう
ネット予約できる、ネットで問い合わせできる船でも出来れば電話する事をオススメします。
電話受付時間はHPに何時から何時までの記載のある船もあります。
記載なければ出船時間帯と寝てるであろう時間は避けましょう。
初めての釣り船に電話する時は
緊張します!
阪本丸さんではありませんが、昔から仲良くしてくれてる船長さんが教えてくれた事があります。
船長ってサラリーマン出来ないから
船長しとるんやよ〜
色んな事を察してねw
電話の目的は知りたい事を聞く、この船長さんどんな人かの探りもあります。
釣りものにもよりますが電話で聞くことは…
・釣り方(バーチカル(船を立てて垂直に釣る)、ドテラ流し等)
・水深、棚
・錘やジグは何号(何g)必要か
・ライン太さ
・釣れてる仕掛け、餌やジグの種類や色、必要個数
・集合時間
・注意しないといけない事
船長さんとファーストコンタクトです。
『オレ(ワタシ)はお客や!』みたいな口調は慎みましょう!
まずは『予約するか考えています〜色々と教えてください!』と前フリをしてから、聞きたい事を教えて貰います。
この内容で船長さんが面倒くさそう、イラッとしてるようならほぼ予約しない方がベターです。
ちなみにだんなは色々と聞く方と自分で思っていて、大体3割位の船長さんにイラッとされる⇒ひどい時は説教されます(^_^;)
説教されてたぶんこの船あかんと思いながら予約して、2度とこの船乗らないはその半分強位です。
※個人の感覚ですm(_ _)m 乗船したら、実はよかったと思う船も多々ありますm(_ _)m
船長さんも同じ人間!タイミングで感情の浮き沈みはあると思いますが、会話できない船長さんの船には無理して乗っても愉しくないが本音です。
当然ですが船長さんの仕事は釣れる釣り場に連れて行って、お客さんに釣って貰う事です。そういう意味では会話はそこまで必要ないですし、シャイで会話が苦手な船長さんもいます。
電話で好感が持てる船長さんなら、その場で予約してもOKです。
上記を聞けば手持ちタックルで釣り可能かの判断が出来ますし、その確認をしてから予約でもいいと思います。
ただし釣り船は予約順です。考えてるうちに埋まるは日常茶飯事!人気船なのかも判断材料のひとつになります。
予約しよう
この船にしようと決まりましたら予約の電話をしましょう。
名前と電話番号を聞かれると思うので伝えます。マメな船長さんならここでスマホに名前と番号登録をしてくれるはずです。
その他大勢のお客さんにならないように船長さんとコミニュケーションをとる事が大事です(ネット予約しないのも、その他大勢にならない為です)
出船確認は前日のいつなのか、船長さんから電話あるのかこちらから電話するのかも確認です。
準備をしよう(〜前日まで)
釣り船が決まれば、当日に向けて準備です。
天気予報で当日の波や風をチェック!当然ですが波等で出船が中止になれば準備しても意味がありません。
季節によっては台風情報もチェックです!気圧配置図等もみれるようになれば今後の財産になります。
中止になった場合に次回予約するのか、特にシーズン後半はスライドすると釣り自体が成立せずに出船しない魚種もありえます。
ナビに集合場所をセット、ルートと所要時間、途中で食料等の買い物をするなら開いているコンビニも確認です。
初めての船は出来れば集合時間の1時間前に現地到着できるタイムスケジュールがいいと思います。
高速道路の夜間工事等もご注意ください。
餌は出来れば出船確定してから購入がベターです。仕掛けは船長さんがコレと言ったものが売れ筋商品(これはよくある話)で地元で買えない可能性があります。
ネットでなら買える場合はあります。到着日時は余裕を持って注文ください。
釣りの準備も大切ですが同様に着るものや足元も重要です。船酔いする不安がある方はアネロン酔い止めも準備ください。
季節にもよりますが…
・長袖、長ズボン(日焼け対策)
・防寒着(海域もありますが、秋から春)
・雨具
・カイロ(想定外に寒い時にあると凄く助かります)
・帽子
・手袋
・偏光グラス
・デッキシューズ※スパイクは厳禁
・タオル
・ライフベスト※なければ船で借りる
・日焼け止め
・酔い止め
・防虫スプレー(夏季)
・ナイロン袋
これ位で応用がききます。
船で出たゴミは持って帰るのが原則です。間違ってもゴミは海に捨てないように!
体調管理も重要です。
新型コロナウィルスもありますし毎日検温して発熱や咳クシャミがあるようなら検査をしてください。
キャンセルの場合、乗船料の何割か支払いの場合もあります。
準備をしよう(前日)
前日に出船確認がとれたら準備したものをドカット等に詰め込みます。
基本は重いものは下、使用頻度の高いものが上です。
暗い時間帯に出船する場合はライトがあると便利です。
忘れ物が無いようにチェック!
釣りするカツオの場合は魚に近い側から漏れないかチェックしていきます。
(餌→針(ジグ)→ハリス→錘→ショックリーダー→リール→ロッド)
船酔いの原因No1は寝不足です。しっかり睡眠をとりましょう。
船釣りを愉しもう(当日)
目覚ましで起床!集合場所に向かいます。
家を出る前にトイレを済ませ、出来れば船に乗る前に念のためにもう1度トイレに行く事をオススメします。
(船のトイレは基本狭く、出るものも出ないことがあります)
道中で買い物を済ませ(前日購入可、特に夏季は水分は余裕も持って持参しましょう)集合場所に到着。
集合場所で船長さんとご対面!しっかり挨拶をします!
船が初めてでしたらその旨をしっかりと伝えて、操船席の横の釣座にしてもらうのもベターです。
横だと船長さんが操船をしながら釣り方の確認や指示をしてくれます。言い方が荒い場合もありますが(^_^;)
ざっと流れは…
・乗船名簿に氏名、連絡先、電話番号の記入
・船代の支払い※釣りが終わって帰港してからの場合もあり
・釣座決め※くじ引きor予約順or船長さんが決める
・乗船、出港
・釣りを愉しむ
・沖上がり(釣り終了)、帰港
初めての海域、初めての釣り物だと凄く勉強になると思います!
だんな想い出深い高知県室戸市のディープライナーさんスロージギング記事⇓
初めて釣る魚、初めてご一緒した方々、東村船長さんと凄く勉強になりました!
皆様によき船長さん、よき魚との出会いがありますようにm(_ _)m
そういえば阪本丸さん!
乗り続けてるの何故?
ドSだから?
船長さんと相性が大事です!
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